髭剃りは男性の身だしなみの一つですが、正しい方法で行わないと肌トラブルや剃り残しなどの問題が起こりやすくなります。この記事では、長年行ってきた髭剃りを振り返って快適なシェービングについて、カミソリ式の髭剃りや電気シェーバーを使った髭剃りを紹介します。
目次
- 髭剃りの基本的な流れ
- 起床後30分程度経ってから髭剃りする
- 洗顔する
- シェービングフォームをつける
- もみあげや頬付近から剃り始める
- 順剃りと逆剃りを駆使する
- 必要に応じてシェービングフォームを付け直す
- 唇の下や顎下もチェックする
- 仕上げは必ず保湿剤で潤いを与える
- おすすめの電気シェーバー
- まとめ
髭剃りの基本的な流れ
髭剃りの基本的な流れは以下の通りです。
- 起床後30分程度経ってから髭剃りする
- 洗顔する
- シェービングフォームをつける
- もみあげや頬付近から剃り始める
- 順剃りと逆剃りを駆使する
- 必要に応じてシェービングフォームを付け直す
- 唇の下や顎下もチェックする
- 仕上げは必ず保湿剤で潤いを与える
起床後30分程度経ってから髭剃りする
朝起きた直後は顔がむくみがちで肌がデリケートな状態です。髭を剃るなら起きてから15〜30分後がおすすめです。起床後すぐは顔がむくみ、毛が埋もれて剃りにくい状態になっているので、剃り残しの原因となります。
洗顔する
髭を剃る前準備として洗顔は必要です。顔に付着した汚れを落としておくことで、カミソリの刃をスムーズに動かすことができ、刃を痛めないようにする効果があります。このとき石鹸やボディソープで代用するのは控えましょう。皮脂を必要以上に落としてしまい、皮脂が落ちた状態での髭剃りは肌が乾燥しやすくなるので、肌に悪影響を及ぼす恐れがあります。
シェービングフォームをつける
シェービングフォームをつけることで、カミソリの滑りが良くなり、髭を柔らかくする効果の他に、カミソリ負けや肌のヒリつきも防ぐことができます。このときローションや石鹸を使用すると滑りが良くなり、ヒゲ剃りがしやすくなります。朝の貴重な時間の節約にもなります。
もみあげや頬付近から剃り始める
髭剃りの順番として、まずはもみあげや頬付近から剃り始めるようにしましょう。アゴや口周りは髭が密集していて、シェービングフォームが浸透するまでに時間がかかるので、比較的毛が少ないもみあげ、頬付近を先に剃っていきます。
順剃りと逆剃りを駆使する
毛を剃るには順剃りと逆剃りを駆使する必要があります。まずは自身の髭が生えている方向に向かって剃る「順剃り」から始めていきましょう。順剃りは肌への負担が少ないので、一通りはこの方法で剃っていきます。ただし、順剃りだけでは、一部剃り残しが出てくることもあるでしょう。剃り残しがでた箇所は、髭の生えている方向と逆向きに剃る「逆剃り」で処理します。深剃りしたいからといって、初めから逆剃りすると肌を痛める原因となるので気を付けてください。
必要に応じてシェービングフォームを付け直す
全体を順剃り、逆剃りと剃っていく中で、剃り味に抵抗感がある場合は、必要に応じてシェービングフォームを付け直してください。滑りが悪い状態での髭剃りはカミソリ負けを起こす可能性があります。
唇の下や顎下もチェックする
唇の下や、顎下もキチンと剃れているかチェックしておきましょう。これらの箇所は目立ちにくく、剃りにくい箇所でもあるため髭剃りが出来ているか見落としがちです。唇の下は通常の状態では剃りにくいので、舌で唇の下を押し出すようにすると剃りやすくなり、髭の生え際が逆立つように肌を持ち上げ引っ張ると剃りやすくなります。
仕上げは必ず保湿剤で潤いを与える
シェービング後の仕上げは必ず保湿剤で潤いを与えるようにしてください。どんなに正しいシェービングをしていても、肌はカミソリの刃で細かなキズがついてしまうものです。化粧水などの保湿成分が入ったものを使用することで、肌が受けた刺激を緩和してくれます。髭剃り後は肌の乾燥もしやすいので、それを防ぐためにも保湿剤は必要です。
おすすめの電気シェーバー
髭剃りにはカミソリのほかに、電気シェーバーがあります。電気シェーバーは直接肌に刃が触れないのが特徴です。皮膚を傷つけにくいので、カミソリと比べ肌トラブルが抑えられます。カミソリと違い、剃る前に洗顔やシェービング剤が不要なので、剃りたいときに時間の節約になります。電気シェーバーには大きく分けて、回転式と振動式の2種類があります。それぞれの特徴を紹介します。
- 回転式
- 回転式の電気シェーバーは、円形の刃が回転しながら髭を剃るタイプです。刃の数は3枚から5枚まであり、刃の数が多いほど深剃りができます。回転式の電気シェーバーの特徴は、曲面に沿って動かしやすいことです。顎やあご下などのカーブした部分もスムーズに剃れます。また、髭の量や硬さに応じて刃の回転速度を自動調整する機能があるものもあります。また、ワイヤレス充電や防水機能などの仕様があるといっそう便利に使用できます。
- 振動式
- 振動式の電気シェーバーは、縦長の刃が振動しながら髭を剃るタイプです。刃の数は1枚から3枚まであり、刃の数が多いほど剃り残しが少なくなります。振動式の電気シェーバーの特徴は、髭の流れに沿って動かしやすいことです。髭の生え方に合わせて刃を滑らせることで、髭を根元から切り落とします。また、刃の間に挟まった髭を掃除する機能があるものもあります。こちらも洗浄乾燥機や防水機能など水洗いができると清潔に使用することができます。
まとめ
髭剃りは男性の身だしなみの一つですが、正しい方法で行わないと肌トラブルや剃り残しなどの問題が起こりやすくなります。この記事では、髭剃りの基本的な流れとコツ、おすすめの電気シェーバーを紹介しました。髭剃りは毎日の習慣になっているかもしれませんが、少しの工夫で効率的に快適に行えるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
